前回のブログでは、私の経験談を元に「高収入でもお金が貯まらない理由」を3つ、リアルにお話してきました。
下記の3点が、その内容でした!
詳しくはぜひ、前回のブログ(下記リンク)をご覧ください。
- 「貯めようと思えば、いつでも貯められる」と思っている
- 年収が上がれば上がるほど、支出も増える
- ストレス発散にお金を使ってしまう

お金を貯めるためには、お金が貯まらない理由を知ること、つまり「原因を知ること」から始めるのがとても大事なんですね。
なので、まずは理由についてお話をしたのですが、とはいえ・・・
お金が貯まらない理由はわかったけど、じゃあ、どうしたら貯まるようになるの?
そうですよね、それを知りたいですよね(^^; この後お話ししていきますね!
というわけで引き続き、今回は、実際に私がお金を貯めるためにやってきたことをお話ししますね!
目次
こんな方に、オススメの内容です!
このブログ内容は、こんな方にオススメです♪
読んでいただくと、問題解決の糸口が少し見えてくると思います^^
- 高収入(年収800万円以上)なのに、あまり貯金できていない
- 現時点でお金への不安はないが、もし働けなくなった時や老後を考えると不安がある
- そんなに贅沢はしていないのに、毎月カードの支払いは多い
浪費家だった私が、お金を貯めるためにやってきた「5つのこと」
浪費家だった私が、お金を貯めるためにやってきた5つのことをお話ししていきますね!
まずは一つ目から!
その①:いつまでも高収入であり続けるかは分からないという「健全な危機感」を持つ
まず最初にやったほうがいいことは、間違いなく意識を変えることです。
お金を貯めるためにやったこと その①
いつまでも高収入であり続けるかは分からないという「健全な危機感」を持つ
さっぷるさん、ちょっと、最初から厳しいじゃないの~~~!?
と思うかもしれないですよね。。。
でもね、ほんと・・・
これくらいの気持ちがないと、多分変われないと思います。
私は、更年期のタイミングで「いつか働けなくなるのではないか!?」という強い危機感が生まれました。
他にもいろんなことが起こりうると思います。
・家庭の事情(ご家族の健康状況や介護など)
・会社やご自身の事業の業績の変化
・パンデミックのような事態
などなど・・・
そのような時は、貯金などの蓄えがあってこそ、安心して暮らせると思います。
貯金が少ない浪費家のままでは、不安しかないですよね。。。
あまりネガティブな思考は好きではないですが、楽観的に生きていくためにも大切な思考だと思っています。
「備えあれば憂いなし」です。
ぜひご自身の人生を少し長いスパンで見て、健全な危機感を持っていきましょう。
その②:「いつまでに」「どのくらい」貯めたいのか?出来るだけリアルに目標を決める
次に、お金を貯める「目標時期」と「目標額」を設定しましょう。
お金を貯めるためにやったこと その②
「いつまでに」「どのくらい」貯めたいのか?
出来るだけリアルに「目標」を決める
漠然とお金を貯めるというのは、かなり難しいと思います。。。
というか・・・
おそらく漠然と貯められる人はすでに貯めてますよね・・・(ガーン(ToT)!)
少なくとも・・・私には無理でした(ToT)!
「なぜお金を貯めるのか?」という目的、「いくら必要なのか?」という目標がないと、おそらく貯め続けられないだろうと思います。
私の場合は、「働けなくなったら困る」「早期リタイヤしたい」「老後は悠々自適に暮らしたい」といった目的がすぐに設定できたので、そのために必要な金額は早めに算出できました。
私のように40代半ばで気づいたパターンの場合、すでに労働できる期間は限られておりますから、待ったなしでしたので、ある意味すぐやらなければ・・・と言う方が正しいですね(笑)
とはいえ、まだお若い方など
今、特にお金を貯めて、何かしたいということはないんだけどな・・・
という方もいらっしゃると思うのですが、
少し長い目で自分の人生を見たときに、
- 結婚するかもしれない・・・(=結婚関連費用が必要)
- 家を買うかもしれない・・・・(=家の購入費用や頭金が必要)
- 子供ができるかもしれない・・・(=子育て費用が必要)
- 老後は年金だけだと不安・・・(=老後資金が必要)
といった、人生で多くの人が通るであろう「お金が必要なタイミング」がいくつかあるんですよね。
そこに向けて、少しご自身の人生でかかるお金はどのくらいなのか?をリアルに算出してみると、「ヤバイ!早くやらないと!」となるかもしれません。
ぜひ、あなたの「理想のライフイベント」と「その必要金額」などを算出して考えてみるのをお勧めしますよ♪
その③:目標達成目指して、毎月の「貯金額」を決め、毎月の「使えるお金」も明らかにする
その②で、いつまでに、どれくらい貯めるか、を決められたら、そのゴールに到達するために、毎月の貯蓄額を割り出します。
お金を貯めるためにやったこと その③
目標達成目指して、毎月の「貯金額」を決め、
毎月の「使えるお金」も明らかにする
私の場合、これはある程度、デジタルに算出しています。
とっても簡単ですよ!
例えば・・・
2025年12月末に100万円を貯めたい、と思ったとします。
仮に、今、2024年5月だとすると、20ヶ月あります。
その場合の計算式は
目標金額100万円÷貯められる時間20ヶ月=毎月の貯金目標額 月5万円
となります。
このように貯金目標額を出せたら、月収から毎月の貯金目標額を引いた残額が「毎月使えるお金」の中で生活する必要があることがわかると思います。
<毎月使えるお金の算出式>
月収 ー 毎月の貯金目標額 = 毎月使えるお金
例)月収30万円、貯金目標額10万円の場合
月収30万円ー貯金目標額10万円=使えるお金20万円
毎月使えるお金、思ったより、少なくなかったですか?
そうなんです。
ちゃんと貯金しようとすると、毎月生活に使えるお金は思ったよりも少ないんですよね。。。
毎月思いっきりお金を使っていた私は、最初はお小遣いの調整に大変でした^^;
でも、こうやって、現状をしっかり見ていくことがとっても大切なので、ちょっと辛くてもしっかりやっていきましょう♪
その④:自分の支出を把握し、支出項目ごとの利用金額を決める
次に、その毎月使えるお金を、大枠でもいいので、生活するために必要な支出内容ごとに割り振りをしてみましょう。
お金を貯めるためにやったこと その④
自分の支出を把握し、支出項目ごとの利用金額を決める
まずは、毎月の収入・支出を書き出してみましょう。
支出は、ざっくりしか分からないよーーー!
と言う方は、とりあえずExcelなどのスプレッドシートかノートなどに分かる支出を書き出しましょう。
支出の例は下記項目を参考にしてみてください。
- 家賃・住宅ローン
- 通信費
- 保険料
- 光熱費(電気・ガス・水道)
- 食費
- 交通費
- 医療費
- 教育費
- 趣味費
- 交際費
- 特別費
- その他出費
- 税金(固定資産税、自動車税)
- その他・・・
書き出してみて、「すぐ金額が分かった支出」と「分からない支出」の両方あったのではないでしょうか?
私は使途不明金が多すぎて(笑)最終的に判明するまで、結構な期間がかかった記憶があります。
分からなかった支出は実際にどのくらい使っているのか、ぜひしっかり調べて明らかにしてみてくださいね。
いくつか調べ方を書いていきますね。
- 家賃、通信費、光熱費などの「固定費」は、契約書や毎月の利用料を調べてみましょう。固定費の中でも金額が変動する
- 「通信費」「光熱費」などは年間費用の平均を出してみると良いと思います。(私は一番使う月くらいの費用を予算として考えています)
- 食費・交通費・医療費などの「変動費」は、数ヶ月間レシートなどをもらって月々どのくらい使っているのか把握するようにしましょう。
家計簿アプリにつけるのも良いと思いますし、私は「支出管理」というスマホアプリで支出のみを管理して把握しました。支出の把握に特化した非常にシンプルな機能だったので使いやすく、現在も予算を決めてこのアプリでお小遣い管理をしています(笑)
月次の支出がわかってきたら、次に、1年間の支出、これから数年間(5年間程度)の支出を想定してみましょう。
1年間の間には、例えば税金(固定資産税、自動車税)や保険料、旅行などの一時的な娯楽費、冠婚葬祭費用などもあると思います。
数年間の支出で考えると、大学などの入学費用などのまとまった教育費、家の頭金、高額な家電などです。
そして、ここまで出てきた内容をもとに、②の「毎月使えるお金」の中で、支出項目に割り振っていきます。
でね、この時、おそらくですが、多くの方が
毎月使えるお金 < 今まで毎月使っていたお金
※つまり、毎月使えるお金が、今まで毎月使っているお金より少ないのです・・・
になっているとおもうのですよね・・・
ちょっと厳しい言葉で言うと、今まではお金を使いすぎだったわけです。
ですから、使えるお金に合わせて、少しづつでも、今までよりも項目ごとの支出額を削った目標設定にしてみましょう。
今まで: 毎月3万円
これから:毎月2万円(支出をマイナス1万円!)
といった形で少しづつ減らしていくと良いと思います。
急に減らす方法ももちろんあるのですが、急激にスリム化するのもちょっと苦しいと思うので、このくらいなら可能では、というところまで最大限で減らしてみるのが良いと思います。
一番大変な部分はこのフェーズだと思います。とても大切なフェーズなので、頑張って~!
私が実際に参考にしたのはYouTuberのリベラルアーツ大学 両学長のこの本♪
対話形式で書かれているので、お金の勉強初心者さんにも読みやすいと思いますよ!もちろん、YouTubeもぜひ見てみてくださいね。

その⑤:1年間を通して、支出の記録をつけ、家計を健全化していく(習慣化する)
④まで進めたら、次は1年間、毎月収入・支出を把握していきましょう。
お金を貯めるためにやったこと その⑤
1年間を通して、支出の記録をつけ、家計を健全化していく(習慣化する)
もちろん、1年間・数年間の支出をすぐに把握できるとよいのですが、浪費家だった私には一気に全部の支出を把握することはできませんでした・・・。
月の支出も把握できていないのに、そこまで把握しようとするとちょっとストレスが大きくなってしまうと思います。
それよりも、1年間かけて、しっかり毎月の収入・支出を把握していく方が、「支出を把握する」ということ自体が習慣化し、結果、家計の改善につながっていくと思います。
始めてみるとわかるのですが、
え!毎月、こんなに使ってたのー!!!
光熱費ってこんな高かったのか!!!
・・・みたいな(笑)
ちょっと驚愕することもしばしば・・・
こんな驚きも含めて、これから改善すればいいんです!
すこしづつ、楽しんでやっていきましょう!
やれば、大きなメリットを期待できる!まずは1年続けてみよう
今回は、実際にお金を貯めるためにやってきたことを5つお話してきました。
- いつまでも高収入であり続けるかは分からないという「健全な危機感」を持つ
- 「いつまでに」「どのくらい」貯めたいのか?出来るだけリアルに目標を決める
- 目標達成目指して、毎月の「貯金額」を決め、毎月の「使えるお金」も明らかにする
- 自分の支出を把握し、支出項目ごとの利用金額を決める
- 1年間を通して、支出の記録をつけ、家計を健全化していく(習慣化する)
自分のお金の使い方の現実を見るという、結構タフなことに取り組むことにはなりますが、このプロセスを越えれば、高収入の人たちの場合は一気に資産が増えていきます!!!
辛い時間はそれほど長くはありませんよ!
1年間頑張ってみてください。
家計管理に慣れれば、お金が溜まっていくことの方が楽しくなってくると思います!
応援しています!
この記事が、みなさんの蓄財に、少しでも皆さんのお役に立てたら嬉しいです。
では、またね!