旅・ホテル PR

【軽井沢】豪華ダイニングで頂く至極のフレンチフルコース!夕食詳細レビュー!~THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田 宿泊記 / アラフィフ夫婦旅~

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

10月に宿泊したTHE HIRAMATSU 軽井沢 御代田。
こちらは、2021年に開業した、レストランのひらまつが経営する高級オーベルジュです。

オーベルジュですから、滞在のメインが「食事」と言っても良いと思います!

「オーベルジュ」とは?

フランス発祥の言葉で「郷土料理を提供するレストラン付きのホテル」を表す。

ホテルなどと違い、レストランで提供される食事がメイン。室数も少ない場合が多い。

地域の産物などを取り入れて、素晴らしい食事を提供しているところが多い。

※ウィキペディアの内容を参考に、私の経験も踏まえ作成しています

しかも、この素晴らしい軽井沢の自然の中で、ひらまつクオリティのお料理を頂けるという、至福…(^^)

食いしん坊にはたまらない宿泊になりましたので、今回は夕食のレビューを書いていきますね!


★お部屋の詳細レビューは下記リンクをご覧ください♪

【軽井沢】美しい自然と温泉を満喫!半露天風呂つきオーベルジュ、お部屋詳細レビュー!~THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田 宿泊記 / アラフィフ夫婦旅~ 先日、紅葉真っ盛りの軽井沢へ旅行へ行ってきました。 目的は「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」へ泊ること!!!...

ひらまつホテルズの食事とは?

ひらまつは、言わずと知れたフレンチレストランの名店です。

ひらまつは、総合芸術としての料理を追求したお店の造りになっていて、ピカソなどの名画が飾られた非日常的な空間でフレンチをいただけるのが魅力、なのだとか。

といいますのも、私は、レストランのひらまつにはお伺いしたことが無いのです。

しかし、ひらまつホテルズの「熱海」と「仙石原」の二つのホテルには宿泊していますので、お料理の特徴は掴んでいると思います(^^)(私自身、美味しいお店巡りが、趣味の一つなので、食にはちょっとしたこだわりもあります 笑笑)

結論から言うと、前述のように、

  • 素晴らしい絵画やインテリアの中で、非日常を感じながらお食事を頂ける
  • 地元の食材をふんだんに使った少し和のテイストも入れたフレンチやイタリアンを頂ける

というのが特徴だと感じています。

実は、私がひらまつホテルズを気に入ってしまい、熱海に関しては2回お伺いしています。

熱海では、一本の大きなロウソクの下で、音楽もない静かな空間の中で、素晴らしいフレンチを頂くことができるんです。初めて行った時は「え?貴族の館みたーい(๑˃̵ᴗ˂̵)!」と不思議とはしゃいでしまいました(笑)

そのくらい、食事に集中できる環境になっているのが特徴だなぁと思います。

さてさて、軽井沢のディナーは、どうだったでしょうか?
ご紹介して参りますね!

豪華なダイニングで、ゆっくり時間をかけて頂く、至極の夕食

夕食は、フレンチのフルコースをゆっくりと時間をかけて頂きます。ホテルに泊まっているので、帰る時間を考えたりしなくて良いので、心から寛いで食事を楽しめますよ。

夕食は、「ル・グラン・リス」という、メインダイニングで頂きました。

ホームページによると10歳以下のお子さんがいらっしゃる場合は、オールデイダイニングの「ラ・ルミエール・クレール」になるようです。大人だけの場合も、子連れの皆さんの場合も、気を遣わずに楽しめる配慮がされていていいですよね。

「ル・グラン・リス」は一階にあり、ひらまつらしい豪華なダイニングでした。

キレイに磨かれた沢山のグラス、ワインが冷やされたシルバーの器、そして印象的なシャンデリアに照らされた噴水など、非日常的な雰囲気で、「わぁっ!」と感嘆の声が出てしまいそうでした。

さぁ、お食事の内容を見ていきましょう。

まずは、飲み物を選びました。
私は、お酒に弱いのでノンアルコールのアランミリアのスパークリングジュースを。
旦那さんはグラスの白ワインを頼みました。

アランミリアは、星つきレストラン御用達の高級ジュースですよね。私は、アランミリアのジュースのファンなので、こちらのスパークリングは初めて見たので、頼んでみました。
お味は美味しかったのですが、かなり甘みが強い感じでした。
甘い飲み物を普段飲まない私にとっては、ちょっと甘すぎたかなぁ。

コースは2〜3時間かけて、ゆっくり頂けますし、レストランの方とのお話も弾みます。
レストランの方は、とてもお料理や素材に詳しく、話していても飽きません(^^)

メニューは、このような内容でした。
素材名のみ書かれていて、調理法などは無い、最近流行りのメニュースタイルですね。

メニューも、美しい絵画が描かれています。

こちらは、ホテルロビーにあるリンゴの木のアートを描かれている田窪恭治さんがホテルのために描き下ろした絵画だそうです。とても素敵なアートですよね。

まずは1品目。
メニューにはない、シェフからのおもてなし的なお皿が。
見た目にもとても可愛い、黒いシュークリームとピンク色のお米のお煎餅でした。
お皿には、お米があしらわれており、巣篭もりした小鳥のように見えて愛らしいメニューでしたよ。
シュークリームのお味は失念してしまったのですが、お米の薄いお煎餅は味噌ベースのクリームが入っていて見た目よりずっとジューシーで美味しく、この後のお食事が期待できる!と感じさせる一品でした。

2品目は、「白トリュフ / 栗」
茹で栗、そして白トリュフがあしらわれた栗のペーストと2種類の栗の食べ方の提案がある一品。

この栗自体が美味しく、滋味深いのに加えて、白トリュフの香りの素晴らしいこと!
温めてあるクリームのおかげでしょうか。トリュフって、こんなに香りがいいんだなぁ・・・と実感するような秋を感じる素晴らしい一皿でした。

3品目は、「ピジョン / フォアグラ / いんげん / ひらたけ」

こちらは本来であれば、ピジョン(鳩)のお料理でしたが、私が鳩が苦手なため、鮎に変更してくださいました。しっかりとした歯応えのある鮎で、トマトベースのお料理だったと記憶しています。

4品目は、「オマールブルー / もものすけ蕪 / コンソメオマール」

オマール海老のしっかりとした風味が生きたコンソメスープに甘いかぶ、そして肉厚の甘味の感じられる美味しいオマール海老の爪が乗っていました。そして茹でた落花生も甘味・程よい硬さでいいコントラストでした。

オマールブルーとは、オマール海老の中でも最高級のもので、フランスのブルターニュで採れる青いオマール海老なのだそう。確かに、お出汁がとっても濃厚で美味しかったです。

5品目は、「カレイ / 香茸 / ポロネギ / キャビア」

これがとても美味しかった!
バターでソテーしたジューシーなカレイに、ポロネギとクリームとキャビアのソースを絡めて頂くのですが、もう、そのお味がベストマッチで!程よいバター感とポロネギとクリームの酸味、そしてキャビアの塩味がマッチして、今回のメニューの中でもとっても美味しいと思った一品です。
旦那さんはこちらがいちばん美味しかった!と言っていましたよ。

6品目は、「シャラン鴨 / ほうれん草 / ヴェアルネーズヴィオレ」

こちらはひらまつのスペシャリテの一つでもある鴨の一品。
肉厚の鴨肉とマヨネーズ系の濃厚なソースと頂きます。付け合わせにキノコとほうれん草、じゃがいものガレットなどが添えられてあり、食感を変えながら最後まで飽きずに頂けるメニューでした。


この時、添えられたナイフは、福井の有名な包丁職人さんがひらまつ軽井沢のために作ったものらしいです。なんと包丁の研ぐのはお店では出来ず、包丁工房に送って研いでもらうんですって!(驚き!)さすが、切れ味も素晴らしいものでしたが、持ち手の部分の美しさもとても素晴らしかったですよ。ぜひ行った時はカラトリーも見てみてくださいね。

そして、デザートの間に、チーズを頂きました。(こちらはオプションになります。)

いただいた中でも、軽井沢のチーズ工房アトリエ・ド・フロマージュのブルーチーズはとても美味しかったです。聞いたところチーズのコンクールで優勝した商品だとか。帰りにもちろん購入して帰りました^^
ブルーチーズなのに、でも特有の味わいもしっかり残っているのに、とても食べやすくフレッシュなお味でした。(写真中央にある棒状のチーズです)

軽井沢のチーズ工房アトリエ・ド・フロマージュのホームページはこちら。
とても美味しいチーズやチーズのデザートなどが販売されていますよ!

https://www.a-fromage.co.jp

7品目は、「南水 / ジン」

こちらは南水という梨を使ったシャーベットに、ジンのスプレーをした大人のお口直しデザートでした。お味がとてもスッキリしていて口がスッキリとしましたよ。

8品目は、「すだち / シブースト / ジロール」

デザートのメインは特別プレート。
今回は、結婚記念日でお伺いしたので、記念日プレートにしてくださいました。
プレートをお持ちくださる時も、お二人のギャルソンさんが一斉にさっと差し出してくださって、さすが!とサービスのサプライズにも感動しました。


可愛いキノコの形をしたメレンゲとシブーストがとても美味しかったです。
またキノコそのものもあしらわれており、甘めに味付けされていて、こちらも美味しかったです。

9品目は、「小菓子」

最後は、鳥の巣箱をイメージした箱に収まった小さな焼き菓子でした。
巣箱とは軽井沢らしい可愛い演出ですね^^
トマトを使った小さなタルトなど、内容にもこだわってらっしゃるな〜という内容でしたよ。

全てのメニューが終わる頃には、かなりお腹も満腹に・・・。
私は最後の小菓子は全て頂くことは難しいほどでした。

地元の食材を多く取り入れた美味しい料理を少しづつ、たくさんの品数を頂くことができる、とても大満足な夕食でした。こちらのオーベルジュに行く時は、ぜひお腹を空かせて臨んでくださいね♪